宗教文化ミュージアム:第39回シアター公演「壬生大念佛狂言」開催について

鎌倉時代、壬生寺を興隆した円覚上人が、大念佛会に訪れる群衆に仏教の教えを伝えるために無言劇を仕込んだ持斎融通念佛をおこなったことが壬生大念佛狂言の始まりと伝わっています。江戸時代には本来の宗教劇に能や物語など様々な要素が加えられ、庶民の娯楽としても発展していくなかで曲目やその数も変遷し、現在では30曲が公演されています。昭和51年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。その一方で、かね・太鼓・笛の囃子に合わせて、演者が仮面を付けた無言劇の形はかわらず、娯楽的な要素の中に宗教劇としての性格を今に伝えています。
今回の公演では、壬生大念佛狂言を代表する演目の一つである「賽の河原」「土蜘蛛」を上演いたします。
*日 時:2018年11月18日(日曜)14時~17時(13時30分開場)
*場 所:佛教大学宗教文化ミュージアム 宗教文化シアター (アクセス・周辺マップ)
*出 演:壬生大念佛講
*演 目:賽の河原、土蜘蛛
*解 説:八木 透(本学歴史学部教授、本館研究協力者)
*観覧料:1,000円※要事前申込
*定 員:先着130名
*申込方法:下記のいずれかの方法でお申込ください。ハガキ、FAXには氏名・郵便番号・住所・電話番号・参加人数・鑑賞希望公演名(壬生大念佛狂言)を明記してください。
・受付開始は、開催日1ヶ月前の10月18日(木)からです。
①シアター公演申込みフォーム ※10月18日に左に開設
② ハガキ ※往復はがきでなくて結構です
③ FAX 075-873-3121
詳細につきましては、こちらをクリックしてください。