2021年1月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和3年1月 天下和順てんげわじゅん 『無量寿経』 これは、『無量寿経巻に出る文の一部(全文は下部枠下参照)で、浄士宗においては「祝聖文しゅくしょうもん」と呼びます。正月に行う法要「修正会しゅしょうえ」や、他にも地鎮式じちんしき […]
2020年12月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和2年12月 すべて諸々の煩脳の起る事は源 貪瞋を母として出生するなり 法然上人『七箇条起請文』 「煩悩ーという言葉自体は、仏教語の中でも比較的よく耳にする言葉です。大晦日に撞く除夜の鐘の数が一〇八回なのは、一 〇八 の煩悩を取り除 […]
2020年11月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和2年11月 阿弥陀仏ど 十声称えて まどろまん ながきねむりに なりもこそすれ 『法然上人の和歌』 「 夜、眠りに就く前には『( 南無 )阿弥陀仏 』と十回称えて眠ろう。この眠りが永遠の眠り( すなわち死 )となるかも知れないから […]
2020年10月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和2年10月 衆生仏を称うれば仏これを聞き給う『勅伝23巻』 子どもに「仏さまはどのような方?」と問われたらどう回答するでしょうか。私はいつもお父さん・お母さんのように、皆のことを見ていて助けてくれる存在が仏さまだと答えるようにして […]
2020年9月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和2年9月 しかるを今遇い難くして遇う事を得たり 徒らに明かし暮らして止みなんこそ悲しけれ 法然上人「登山状」 法然上人のおことば「登山状」の一節です。法然上人は、この前段で、「出会うことは非常に難しいけれども、いま出会うことが […]
2020年8月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和2年8月 光に向かって這っていけ ~核なき世界を追い求めて~ 『光に向かって這っていけ』 「1945年8月6日、広島に原爆が投下された時、サーロ節子さんは学徒動員された軍の建物にいました。すさまじい閃光、爆風で吹き飛ばされ一瞬 […]
2020年7月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和2年7月 他人から伝え聞いたのではなくて みずから証する理法を見た 『スッタニパータ』ブッダのことば№934 「釈尊は人から聞いたのでは無く、自分自身で真実の姿である縁起の理法を見た」との内容です。釈尊の存在、その気づき、その […]
2020年6月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和2年6月 六道を廻るに人身を得る事は 梵天より糸を下して大海の底なる針の穴を通さんがごとし 法然上人 『十二箇条の問答』 これは、 地獄 ・ 餓鬼 ・ 畜生 ・ 修羅 ・ 人 ・ 天の六道を生まれかわり死に変わりする中で、 人 […]
2020年5月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和2年5月 サルも木から落ちる でもまた登ればいい 山縣正紀(浄土宗 広島教区 正覚寺) 『春夏秋冬 -降ってよし 照ってよし-』 木から木へ、上手に移動する猿さえも、時には手を滑らせ地に落ちることがあるといいます。得意なことで […]
2020年4月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和2年4月 強情をなくし謙虚な態度で 時に応じて師のもとに行け 『スッタニパータ』ブッダのことば№326 自己の状況に応じて師をたずねて話を聞くように、との説示です。その話とは、仏道での真理に関することばです。我々の日常では自己 […]