2019年5月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 令和元年5月 つらいとき、悲しいときでも、 「好きなこと」をしている感覚が、あなたを守る。 『自分を休ませる練習』矢作直樹著 文響社 「自分を休ませる練習」の著者である矢作直樹氏は、長年、救急医療の最前線で活躍された医師とし […]
2019年4月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 平成31年4月 世の中は行為によって 成り立ち、人々は行為に よって成り立つ 『スッタニパータ』ブッダのことば№654岩波文庫 ゴータマ・ブッダ(釈尊)が登場した古代インドには、カースト制度と呼ばれる身分階級制度が存在していた […]
2019年3月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 平成31年3月 恩を知って恩に報いる 『浄土選書11』― 人生の道しるべ― 「仰げば尊し 我が師の恩…」。卒業式の定番曲として著名な曲です。 3月は節目の月です。4月からの一年を振り返ることも多いと思います。とくに大学での勉学を […]
2019年2月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 平成31年2月 私の目的は 全世界と友情を保つことである 『ガーンディー聖書』エルベール編 蒲穆訳(岩波文庫) ガンディーは、言わずと知れた「インド独立の父」。イギリスからの独立運動を指揮した。非暴力・不服従を標榜。その思想を「サ […]
2019年1月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 平成31年1月 一切の幸福は精進より生ず 『端正なるナンダ』 アシュヴァゴーシャ 個人であれ組織であれ、何をするにしても、「不断の努力」「ハードワーク」「情熱」が必要とされています。仏教でも、覚りに至るための修行として七つの徳( […]
2018年12月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 平成30年12月 生有る者は、皆、前生の 父母なり 『今昔物語集』 仏教の戒の一つに「不殺生戒」があります。文字通り「生き物を殺すな」という戒めです。そして「なぜ生き物を殺してはならないのか」という理由の一つに「その生き物は、前世 […]
2018年11月3日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 平成30年11月 善を以て悪を攻める 『無量寿経』巻下 『無量寿経』の下巻には、五悪段といって、現世を生きる我々人間が、殺生・偸盗・邪淫・妄語・飲酒といった五つの悪を犯し、その悪によって如何にこの世で苦しみ、さらには次の世でも苦し […]
2018年10月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 平成30年10月 徳のある人の香りは 風に逆らっても進み行く 『法句経』 ダンマパダ(『法句経』)54に「花の香りは風に逆らっては進んで行かない。栴檀もタガラの花もジャスミンもみなそうである。 しかし徳のある人々の香りは、風に逆ら […]
2018年9月1日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 平成30年9月 一葉目を蔽えば泰山を見ず。 両豆耳を塞げば雷霆を聞かず。 『?冠子』 泰山は中国の霊山のひとつ。そのような大きな山であっても、 一枚の木の葉が目の前にあるだけで見えなくなり、耳をつんざく雷鳴であっても、小さな豆 […]
2018年7月31日 / 最終更新日 : 2022年3月21日 佛教大学同窓会コンテンツ管理者 平成30年8月 つとめ励むのは 不死の境地である 『法句経』 ダンマパダ二十一に説かれ、「怠りなまけるのは死の境地である」 と続いている。原文はamatapadamで、『法句経』には、「甘露道」と訳されている。甘露は涅槃(さとり […]