佛教大学同窓会会長 木村 弘文
(昭和38年3月仏教学部仏教学科卒業) 『佛教大学同窓会長就任あいさつ』 この度、水谷浩之同窓会長が勇退されるにあたり、田中典彦学長先生から会長を引き継ぐように依頼がありました。元より浅学非才の身なれば、その任は重くお断りしましたが、たってのご要望があり、この度会長を引き受けることとなりました。お引き受けしましたからには、精一杯その責務を果たすべく努力して参る所存であります。同窓生の皆さま、何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、佛教大学は法然上人の御心を心として仏教精神を建学の精神とし、大学の前身である佛教専門学校設立より100年を超える歴史を重ね、今では7学部14学科を有する総合大学となり大きな発展を遂げております。同窓生の一人として母校の繁栄を誠に悦ばしく思っている次第です。
また佛教大学同窓会は、佛教専門学校同窓会を引継いだ大変歴史の古い同窓会であり、今では6万人を超える多くの同窓生が全国各地で活躍されておられます。そして地域支部、クラブOBOG会、学部学科やゼミ、職域同窓会など多種多様な同窓活動を通して親交を深められ、母校への物心両面からの支援も行っておられます。
残念ながら、今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの人が集う催し物は自粛され、代わりにスマホなどの画面越しに連絡を取り合っておられる方もおられることと思います。しかしやはり顔を合わせて話し合うことが人として大切なことでしょう。直接会って相手の感情を受け止め、相手を思いやる気持ちで接すれば、自ずと心と心が通じ合うものです。先の見えない時代だからこそ笑顔で心穏やかに思いやりの精神「和顔愛語」で過ごしたいものです。
最後に、私たち佛教大学同窓生が手を取り合い更なる母校の発展のため、また同窓会事業の遂行にご支援ご協力を賜ることをお願いいたしますと共に、同窓生各位のご繁栄とご健勝を心からお祈り申し上げまして挨拶とさせていただきます。

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